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『残言』 [2004/8/27(金)]
迷惑を掛けないように
手間を掛けないように
私は 身の回りを整理しよう

大切な人と離れる時
それはきっと来るから

いつかわからない其の時の為に
常に必要ではないものを捨てて
荷物をまとめておこう

急に離れることになっても
自分が想い残しの無いように
大切な人が困らないように
荷物を少なくして わかりやすくしておこう
私が居なくなったとき
貴方に必要の無いものが 棄て易いように
私の荷物は少なくしよう

迷惑を掛けないように
痛みを負荷しないように
私は 身の回りを整理しよう

毎日に必要なものなんて
そんなには無いはずだから

この場所を離れるときに
沢山の荷物を残さぬよう
周りを整理しよう

貴方が最後に私にしてくれること
役に立つように私は用意している
大切ないくつかの書類も
埋まっていては役に立たないから
私の意志が伝わるように
私の想いが伝わればいい 大切な人に
私の願いを叶えておくれ

愛する人たちよ
ありがとう
私の生の意味は
その時代に生まれる必要があったから

出会うために

私は愛する人たちと別れても
独りじゃない
すでに旅立った愛する人たちに
会いに逝く

2004/8/6 PM14:13

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患者さん [2004/8/26(木)]
8/20から9/30までは区の老人健診がある。
お陰でなにやら毎日仕事がバタバタしている。

今日はオネェがいた。
ってゆーかオネーサン。
オネーサン切れてました。
ブチ切れです。

「ちょっと何であたしより後に来た人が先に終わって帰ってるのよ!」

受付の人が名前を聞く。
「○○ ススム(仮名)よ」
受付の人は引きつりながら事を収めようとしていた(笑)
処方箋確認をしていたおいらは楽しかった(笑)
「オネーサンちょっと落ち着いてよ(´ワ`;)」と話しかけに行きたかった(笑)
多分どこかのママなんだろうな。と思った。

でも冷静に考えると老人健診受けてるんだよね。
還暦越えてるようには見えなかったな。
若いなぁ(´ワ`)

他にも患者さんでオネェがいるらしい。
オネェ歓迎(笑)
オネェ、これにこりずに(ってゆーか慢性疾患あるし)着てね〜(゚▽゚)ノ"

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Low→Second [2004/8/21(土)]
ある程度皆知ってはいると思うけど、おいらは診療所で医療事務をしている。
今日は仕事だった。
入院はなく、外来と訪問(往診)しかない。
ので、あまり患者さんの死は近くない。
でも寝たきりの人などの往診患者さんはいるわけで、全くないわけではない。
忘れた頃に訃報が届く程度。

土曜なので外来診療は午前中だけ。
処方箋確認をしているおいらは受付にいる人ほどではないが外線にも出る。

電話が鳴っておいらは受話器を取り、診療所名を名乗るとT病院からの電話だった。
「そちらで掛かられていたコマツさんが本日午前4時頃、体調が急変し息を引き取られました」




動揺した。
グラリと自分の何かが傾いた。
先方に連絡を頂いたお礼を言い、電話を切る。
コマツさんは往診患者さんでおいらは名前しか知らない。
でも翌日の往診のためにカルテを準備したりするので覚えている。
声が出ない。
眼が開かれたままになり、視点が定まらない。
なんとか落ち着きを取り戻し数人の処方箋点検をしてから職場の人に「コマツさんが息を引き取ったそうです」と報告した。
最後の往診は約2週間前だった。
医療現場の人間は感覚が鈍る。
人の死に対して「慣れ」が出る。
でもおいらはまだ慣れてないのと、母の時を思い出せるほどしか時間が経っていなくて動揺してしまう。
出来れば冷静でありながらも死に対しての感覚は鈍りたくないと思っている。
自分が医療現場にいたいのは病気や死に近い場所にいたいから。
自分が崩れたり壊れたりしながらも病気や死を感じていたい。

仕事が終わり、帰る電車の中で一気にソレは襲ってきた。
眼球の周りの筋肉が痛くなるほど眼は開き、視点は定まらず、口を閉じれないほど呼吸は乱れ、平衡感覚が鈍る。
開かれた眼は3次元の世界にいるのに更に景色を立体化させた。
見ている景色は写真を撮るときに中心部をクッキリさせ、周りをぼかしたかのようになり、その景色は真ん中へ向かって波のように迫ってくる。
家へついた途端に母や伴侶に言葉も掛けず布団に倒れた。
倒れたまま部屋の景色を見た。
徐々にソレは収まるがまだおかしくなりそうだった。

しばらくして伴侶に買い物に誘われる。
「体調悪いの?」
「ん〜?大丈夫だよ」
でも買い物に向かう車の中でも景色は立体化されていた。
立体化しないように視線を色々なところに変えてみるが酔ってしまいそうなのでボーっとどうでもいい看板なんかを眺めた。

夕食のとき、伴侶がおいらのためにウニを買ってきてくれた。
食事をする頃にはいつもの自分を取り戻した。

自分の為に自分を壊すようなことは迷惑を掛けていると思う。
おいらは加害者で伴侶は被害者になると思う。
申し訳なく思う。
自分の我でそんな状態になってつまらない思いをさせているんだから。
日々穏やかに過ごせるよう何とかしなくちゃね。

そうそう、伴侶がいきなり「バイクでどっか行こう」と言い出した。
明日のことかな?と思ったら今日だった(笑)
気分がLowな時はバイクに乗るのは危険だな〜と思っていたのだが、そこは伴侶がABSとなり、楽しく過ごせた。
何も考えずにただバイクで走っているのが幸せ^^
行き先は決めずにとりあえずひたすらまっすぐ走った。
途中から伴侶の行きたい方を聞いて適当に走っていたら看板が所沢市17kmとかゆーので所沢に行ったら途中でなんか牛舎臭かった…
で、寒かった…
やっぱ所沢なんだな。と思った(笑)
次はどこへ行こう。
昔行った平和記念館でも行こうか?
絶対伴侶にはつまらないところだけど(笑)

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1周忌の後は1周年 [2004/8/20(金)]
去年の今日、おいらは入籍した。
保証人みたいに自分たち以外に2人の人が必要だということもその時知って、伴侶が職場仲間に連絡して2人きてくれて、役所が終わるギリギリにバタバタ状態で籍を入れた。
別に8/20じゃなくても良かったんだけど役所の人がやたら「今日中に籍を入れるには…」と急かすから何かと思ったら大安だった(笑)
うちらの入籍の日はバイクの日に対して埴輪の日になるのか?(笑)

さて、めでたい日なのでケーキでも買って「1周年!」なんてチョコのプレートを乗せてもらおうか(゚▽゚)
なぁ〜んて思ったけど金欠の癖してんなことはしていられない。
でもなにかしたいのでスーパーでシュークリーム4つで数百円を購入し我が家に帰る。
が、早速伴侶に「その袋なに〜(´ワ`)?」と聞かれたので「内緒内緒。何も無いよ!」と言いながら冷蔵庫にしまった。
食事を終えて数時間経ち、消化の具合もいい頃にシュークリーム1つを母へ。
残り3つを持って座ろうとすると伴侶はシュークリームを見やる。
伴侶が無言でシュークリームを持ったのでそれを制止し、「今日で入籍一周年だよ」と言うと、伴侶は「あ〜!そっかぁ!(゚□゚)」と納得してるよ(--;
って、食ったよ(--;

ちょっとロンリネスな1周年。
1年だけでも別れそうになったこともあるし、別れようと思ったこともあるけど、恐山の御土産物屋で「石の上にも3年」と台座に書かれたお地蔵さんを見て、色々あるだろうけど3年は頑張ってみるか。と思った。
遠い先ばかり考えず、とりあえず3年。
こんなめでたい日に気付いてなかった伴侶はPCで映画を見ながら「5年も好きなんてあるのかねー」と言っていた。
片思い的な状況ならそれはありえると思う。と、言うかある。
おいらたちはどうなのかな?
わかんないけど一緒にいることを嬉しく思いながら過ごせたらいいな。と思う。

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バイク(819)の日 [2004/8/19(木)]
ライダーご存知のバイクの日です。
きっと北海道の留萌のあるライダーハウスではバイクの日祭りが行われているはず。
懐かしいなぁー( ̄Д ̄)

夜、中々寝つけなくて考えた。
我が家は今かなりの金銭苦。
バイクを売ってしまおうか。
バイクを売った場合、次にバイクを買いたくてももうブラックなおいらは現金で買うしかない。
クレジット契約が出来ないはずだから。
実際、そんなに乗ってないけどやっぱ一番長く連れ添ってるバイクだし、思い入れもある。
ああ、どうしよう。
そんなことを思いながら眠りについた。

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栃木県内〜自宅 [2004/8/17(火)]
Uターンラッシュを順調に進み、0時過ぎに高速道路脱出!
と、思いきや、ここまで珍しく喧嘩無しだったのに喧嘩(--;
料金所を抜けてから伴侶の買い物に寄って家へ帰ったが、翌日までお互い口を利かなかった。。。

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「命日・初送り盆・送り火」 岩手県〜栃木県内 [2004/8/16(月)]
08:00 いとこにいじめのような起され方をされる。子供たちはすでに元気いっぱい。
10:30 盛岡競馬場でなぜか競馬開始。
13:40 盛岡競馬場を後にする。
14:30 おじさんちでボー…
15:10 全ての荷物を車に乗せ、母のお墓へ。
15:30 蝋燭に火を灯し準備はある程度完了。
     しかし約束したはずの母妹一家が来ない( ̄Д ̄;;)と焦っていたらギリギリ到着(´д`;)
15:32 おじさんがバタバタ残りの準備を始める( ̄Д ̄;;)イマサラ!!
15:33 バタバタの中、母の逝った時間になった。
     時間をずらしたくなかったので無理やり墓前にしゃがみこむと伴侶も同じようにしゃがんだ。
     二人で手を合わせる。
     1年前のこの時を思い出す。
     「お母さん!お母さん!やだよ、お母さん!」
     「お疲れ様でした、痛みから解放されたね」
     そんなことを思い出していたら、涙がこぼれた。
15:40 バタバタが何とか収まり、おじさんやおばさんやいとこたちが墓前に手を合わせてくれた。
     母の父の墓も斜め前なので皆であっちへ挨拶こっちへ挨拶状態^^;
15:50 送り火が終わり、母の墓を囲うようにあった飾りや花を片付ける。
     綺麗さっぱり何も無くなった所で墓の写真を撮る。
16:00 墓の前で母妹一家と別れの挨拶をし、おじさんにICまで案内されて帰路に向かうことに。
16:32 盛岡IC出発。

菅生PAの手前、鶴巣PAに過って入る。
ついでなのでトイレに入る。
トイレから出ると伴侶が変な顔してる。
聞いてみるとトイレで携帯を拾ったらしく、ちょっとイジったら持ち主さんのらしき「オレん家」ってゆー自宅電話番号が。
持ち主さんは千葉の人のようなので千葉県ナンバーの人に声を掛けるが「今着たばっかだし」とアッサリ玉砕。
もう出発しているだろうということでどこか預けるところ…と思うがトイレしかない無いPA…
そのまま持っていくことにする。
今電話掛けてもまだ高速道路だろうし「明日にでも電話してみる」と、伴侶。いい人だ。
こーゆー時は「こーゆー人を好きになって良かった」と本当に思う。

19:30 菅生PA到着。余りの渋滞情報なので時間差攻撃の為に食事休憩を兼ねて休む。
19:51 10分以上待ち、ようやくレストランで席に案内された。注文の品が出てくるまで更に時間が…。
     でも仙台味噌ネギラーメンは激辛で予想外に旨かった。
20:55 渋滞情報を確認し、少し空いてきたようなので再出発。

待てど暮らせど携帯の持ち主さんからは連絡が無いので伴侶情報を元に色々推理する。
@トイレは大の方で、無臭だったようだ
 →このことからすでに時間が経っていることが分かる。
A連絡がない
 →一緒に行動している人が居ない。いれば携帯を借りて行方不明の自分の携帯を鳴らすはず

携帯を気にしながら車の音楽のボリュームも下げていたけどさすがに遅くなってもかかってこないので音楽はガンガンに。
渋滞もかなり解消されてて快適〜。

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青森県〜岩手県 [2004/8/15(日)]
09:00 起床。昨夜に続き朝も盛り沢山の食事(笑)有り難いばかりですのじゃ。

その後、伴侶のお母さんの家を出発し、軽く観光。
伴侶のお母さん宅から20kmもしない場所に恐山があるので、そこへ行ったが、朝から晴れてるのに降ったり止んだりの狐の嫁入り模様。
でも晴れてる合間に観光が出来て良かった!
向かう途中の道のりも緑いっぱいで気持ち良かった^^

あとは時間的なことは良く覚えてないが、高速に向かう途中出来たばかりの道の駅に寄って土産を買ったり露天で買い物をした。
その後雨は強くなり、おいらはウトウト…
伴侶は雨の中苦戦しながら盛岡ICに向かった。

今度は迷子にならず、無事おじさん家に到着。
すぐに夕食の買い物に一緒に出かけ、そこでおじさん娘&子供2人と合流。
いとこと1年振りの再会。
そこから伴侶は子供になつかれる。

買い物を終え、一旦家へ行き、それから母のお墓へ。
そこで母妹と子供3人が合流。
昨日出来なかった洗った生米を墓前に山にして手を合わせた。

家へ戻るともうバーベキューの準備が出来ていた。
皆席に着き、おいらはビール配り係りに決定。
伴侶とは席が離れた。
伴侶にビールを渡そうとすると睨まれる。
「なんだ???」と、思いながらビールを勧めるが返事は無い。ので、ビールを渡さずに引っ込めた。
と、いとこやらおじさんやらに伴侶のビールがないことを怒られる(汗)

盛岡の夜はもう寒かった。
焼き台の傍から離れると震える。

こどもたちは食べるのも終わり花火を始める。
伴侶は子供に連れ去られて行ったが結構楽しそうにしている。
でもおいらは大人たちの会話に挟まれ内心飽きてました。
でも母の代理みたいなものだしその場を離れないでいた。

22:00 バーベキュー終了。お片づけをして中へ。
23:00 おいら・伴侶、おじさんでビールを飲みながら何か話…聞かされてた(笑)
23:30 おいらがトイレに行っている間に、伴侶グースカ。
23:45 就寝。

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宮城県内〜青森県 [2004/8/14(土)]
01:00ちょい前、トイレ休憩要請。調度2km先に、長者原SA!

ここまで口論も嫌な雰囲気もなく順調。

01:45 目的地まであと少し!
     だが、ハイカを買い忘れていたことに気付き、周りを見ると紫波SAまで後2km!
     またもナ〜イスタイミングで入った。
02:00 盛岡南IC下車。目的地の健康ランドに向かうこと5分。
     発見!駐車場に車を停めると横には大宮ナンバー。
     お互いお疲れ様(´ワ`)
04:00 風呂に入って疲れを癒し、風呂上りしばし伴侶と談話タイムの後、就寝。
08:00 寝ていたところが8時までしか寝ていられない場所だったので強制的に起床。
09:00 健康ランド出発。迷子開始。
10:00 迷子…母兄に救助される。
11:00 1年振りの墓参り。墓前に挨拶する。
12:00 冷麺を食いたいがどこも混んでる。
13:00 冷麺食い終わり。
13:19 盛岡ICから北上開始。
13:30 滝沢PA。
14:45 三沢IC下車!
17:00 伴侶の祖父母さんの墓参り。
18:00 陸奥湾を眺める。
18:30 どこかの墓場のてっぺんからむつを眺める。
19:00 デパートのMAEDAで買い物。
19:30 伴侶のお母さん宅へ。お風呂まで頂いて、明るくて体も健康そうなお母さんで安心した^^
23:00 就寝。

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東北へ向かう [2004/8/13(金)]
20:45 自宅出発
21:00 近所のGS出発
21:27 浦和ICより東北自動車道に乗りました!
23:30 安達太良SAにて最初の休憩

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悪化 [2004/8/7(土)]
すっかり元気でパニック(パニック障害)の発作も半年弱ないし。
1〜2ヶ月前にちょっと我慢しすぎて堕ちたけど、なんとか復活した。
しかぁし、またもや堕ちた。
パニックは自分的には完治していると言ってもいいと思う。
でも鬱はある。
今までは軽い鬱やったけど、今回はホンマに鬱。
あかん。
危なっかしい。
自分を制御するのも一苦労。

だけど、仕事はサービス業と言っても過言ではない医療事務。
受付に立ったら元気良く愛想良く。
鬱を奥に閉じ込めて、元気に挨拶。
医療の窓口ってあんまり明るい印象は受けないよね。
おいらもあんまり良く感じることが少ない。
でもね、うちみたいな地域密着型の医療現場は元気な方がいいと思うんだよね。

体調良くないから病院行って、愛想無く迎えられ、送られる。
おいらは元気に迎えて、元気に送りたい。
「あ〜、ここの病院の人は元気だな」
とか。
「元気な病院なんだな」
と、思われたい。

元気ない人が見たら、「ここは元気になれるところなんだな」と思って欲しい。

だから、自分は元気に、真面目に対応するように心がけている。

でも、今の自分にはかなりしんどい。

笑っているのもシンドイ。

知ってる人が沢山居るところにいるのも、帰りの電車の人込みもイヤだ。
ウザイウザイウザイ。

一人になりたくなる。
その場から逃げ出したくなる。

でも逃げられへん。

こないだ、お会計のときに患者さんに「貴方、感じがいいわよね」っていつもくる患者さんに言われたんだ。
凄く嬉しかった。

中には「こっちが体調悪いのに…」って思うてる人もおるやろうけど、おいらはおいらなりに。医者ではないなりに、元気を分けてあげたい。

それは無理をしてやってるんじゃないんだ。
心からそう思う。

早く。
元気になろう。
笑顔がシンドイと思わないようになりたい。

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